働き方改革による働き方の多様性「パートの場合」

融通が利くかわりに給与が低い【パート】

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主婦が多いパート

時間の融通が利きやすく、人と触れ合うことのできるやりがいのある仕事ということで、パートとして介護職で働く人は多くいます。特に家庭を持っている多くの主婦がパートで働いています。しかし、給与面や体力面でのデメリットも存在しますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

パートのメリット

上述でも少し触れたように、パートは時間の融通が利くというメリットがあります。家事や子育てをしなければならない主婦が正社員としてフルタイム勤務で働くというのは現実的に厳しい部分があります。パートであれば平日の日中のみ、夜勤なしといった働き方ができますし、子どもの行事があるときや体調が悪くなったときなどに休みを取りやすいです。そして、介護職員は業界全体で不足しているため、例え短い時間の勤務であっても需要はあります。
また、介護職というのは人と直接触れ合う仕事であり、人間の「老い」を間近で感じながら働くことになります。利用者との触れ合いのなかで、様々な経験をすることができる仕事なのです。今まで長い間頑張ってきた人へ感謝の気持ちを持ちながら最後のお世話をさせてもらう、という気持ちをもって働く介護職員がいます。そのような姿勢でまっすぐ利用者と向き合い、介護職に従事する人たちに出会えるというのも自身の人生観にとって大きくプラスになるかもしれません。
そして、身内に介護が必要な人がでてきた場合に、仕事で経験したことが助けになります。もし強いやりがいを感じ、本格的に今後も介護職を続けていきたいということであれば、介護福祉士などの資格を取ってキャリアアップを目指すこともできるというのも大きなメリットではないでしょうか。

パートのデメリット

パートのデメリットとして挙げられるのは、まずは給与面でしょう。少ない時間で時給制で働くため、多くの収入は望めません。自分以外に子どもの面倒をみてくれる人がいるということであれば、夜勤でまとまった給与を得ることもできますが、実際には難しい人が多いかと思います。
また、体力が必要な仕事のため、家庭と両立するにあたってつらい部分があるかもしれません。車いすへの移乗やおむつの取り換えなどは体力を消耗し、腰を痛めてしまう介護職員もいます。あまりにひどい状況になると仕事ができなくなるばかりか普段の生活にも支障がでてきてしまうため、体調管理には気をつける必要があります。女性は特に体力面のケアに注意を払い、できるだけ無理のないように働きましょう。

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